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歳を重ねると涙もろくなるワケ

私、冷たい人間なのか、ってくらい涙もろくなかったのですが(汗)、

このところすぐにウルウルきてしまいます。

仕事中でもいい話を聞くとウルウル、妊娠報告でもウルウル。

気が強いので(?)家では決して泣きませんが・・・笑

歳を重ねると涙もろくなるってのは、多くの人が経験する変化で、いくつかの要因があるそうです。

 

 

 

 

 

 脳やホルモンの変化

セロトニンやドーパミンの分泌量の変化により、感情のコントロールが若い頃よりも少し弱まるとか。

更年期以降は女性ホルモン(エストロゲン)の低下が情緒の揺らぎに関係するそうで、

加齢で前頭前野の抑制機能が弱まり、感情表現が素直に出やすくなる

色々ブレーキが効かなくなるってこと・・ですよね。

でも感動などの感情に素直になることは悪くないかも?!

 

 

 

 

 

 人生経験の積み重ね

多くの喜びや悲しみを経て、人の痛みや喜びに共感しやすくなるそうです。

過去の体験と目の前の出来事が重なり、感情移入しやすくなるとか。

「共感力の高まり」とも言えますよね、大人の余裕ってやつかもしれません。(解釈が前向き☺)

 

 

 

 

 心の防御がやわらぐ

若い頃は「泣くのは恥ずかしい」と感情を抑える傾向がありますが、

年齢を重ねると、社会的な立場や見栄に縛られにくくなり、自然体で感情を表現できるようになります。

これが、人前でも感情表現してもいいかな、ってことですかね。

おばちゃんは図々しいと言われますが、素敵に図々しくなりたいものです。

 

 

 

 

東洋医学的に見ると

加齢とともに「腎気」が減少すると、心(しん)の働き=精神や感情の安定に影響が出やすくなり、

ちょっとしたことで、感情が揺さぶられやすくなります。

「涙」は五臓でいう「肝」と関わり、肝気が動きやすくなると涙として現れやすい、などの解釈もできます。

 

 

 

 

感情が抑制できないことが必ずしも悪いだけではないと思いますが、

よくない感情は大人の力で抑えていきたいな、と日々思っております。