スマホ、私のように子供のころからあるわけではない世代でもよく見ている、という方が多いのではないでしょうか。
とはいえ、遊んでいるばかりではなく、スマホを使って、
家事に必要なものを買っていたり、
お子さんの諸々の連絡事をしていたり、
なんてことも多いとは思いますが・・
特に何かをしていたわけでもないのに気づいたら30分、1時間なんてこともあるかもですよね。
 
 
 
 
ある精神科医によると、私たちが1日に受け取る情報量は、
なんと平安時代の一生分、
江戸時代の一年分の5倍以上にもなるそうです。
スマホを開けばニュース、SNS、広告、動画・・・
意識していなくても、脳は常に情報を処理し続けています。
便利になった一方で、私たちの脳は常時フル稼働状態です。
そんな環境で「なんだか疲れた」「集中できない」「何もしたくない」と感じるのは、実はとても自然なことかもしれません。
 
 
 
 
「脳が疲れるのは当然。だから休むのも当然。」
情報社会に生きる今、
「がんばること」よりも「上手に休むこと」が大切なスキルになっている気がします。
 
 
 
 
 
スマホを見ない時間をつくる、
自然の中で過ごす、
五感で味わう食事をとる、
深呼吸する――。
それだけで、脳は静かにリセットされていきます。
昔の人が「ぼーっとする時間」を大切にしていたのは、
きっと無意識のうちに、心と脳を守る知恵だったのかも、と思ったり・・
情報の波の中で生きる私たちだからこそ、
「何もしない時間」を恐れず、意識的に休む勇気を持ちたいですね。