大きなストレスをきっかけに、生理痛と頭痛がつらくなった32歳女性
「以前はそこまで気にならなかったのに、半年ほど前に大きなストレスがあり、そのあたりから、生理痛と頭痛がでるようになってきた」
ざっくりですが、そんなご相談で来院された、32歳女性のお客様。
主な症状は、生理痛と、生理に伴って起こる頭痛でした。
お話を伺っていくと、症状が気になるようになったきっかけとして思い当たるのが、少し前にあった大きなストレス。
仕事や生活の中で精神的な負担が続き、その頃から、生理前後の体調にも変化を感じるようになったそうです。
ストレスと生理の不調は、無関係ではありません
東洋医学では、ストレスなどによって「気」の巡りが悪くなることを「気滞(きたい)」と考えます。
気の巡りが滞ると、全身の血の巡りにも影響しやすくなります。
特に女性は、毎月の月経によって身体の状態が大きく変化します。
そのため、普段はなんとかバランスを保てていても、ストレスや疲労が重なることで、
・生理痛が強くなる
・生理前後に頭痛が起こる
・イライラしやすい
・身体が重だるい
・眠りが浅くなる
など、さまざまな不調として表れることがあります。
今回も、単純に「生理痛があるから痛みだけを取る」というのではなく、ストレスによって乱れた肝の気を整え、
脾胃を補い、それによって気血の巡りを良くしていくことを意識して施術を行いました。
鍼灸を続ける中で、少しずつ変化が
施術を重ねるにつれて、生理の時の痛みが徐々に軽くなり、それに伴って生理時の頭痛も起こりにくくなっていきました。
毎月の生理が「また痛くなるかも」と不安になるものから、少しずつ気にせず過ごせるものへ。
体調が整ってくると、症状そのものだけでなく、「生理だから仕方ない」と我慢していたことにも気づけるようになります。
もちろん、生理痛や頭痛にはさまざまな原因があり、すべてがストレスだけで起こるわけではありません。
ただ、今回のように「大きなストレスを境に、生理の症状まで変わった」という場合には、身体だけを見るのではなく、心と身体の両方から整えていくことが大切だと感じる症例でした。
生理痛も「毎月のことだから」と我慢しないで
生理痛や生理に伴う頭痛は、毎月のことだからと我慢してしまう方も少なくありません。
「昔より痛みが強くなった」
「生理のたびに頭痛がする」
「ストレスが増えてから生理の調子がおかしい」
そんな変化は、身体からのサインかもしれません。
毎月の生理を少しでも楽に過ごせるように
「これくらいなら我慢しよう」と諦める前に、一度ご相談くださいね。