のどぼとけって、座禅をしているお坊さんに形が似ているからのど「仏」と呼ばれているんですよね。
仏教では亡くなった時に、のどぼとけがキレイに焼きあがると四十九日を待たずに極楽浄土行きが決まるとも言われています。
母が亡くなった時に「キレイに焼きあがりました」と見せられた時には私が若かったこともあり、
何?くらいにしか思いませんでしたが、数年前祖母が亡くなった時には「ほほぉ、本当に座禅をしているお坊さんの形だわね」
と感動?したものです。
のどぼとけは、甲状軟骨が隆起したもので、男性は思春期になるとアンドロゲンというホルモンの働きによって
声帯の外側にあるのど仏が体表に飛び出してきてその影響で声が低くなります。
でも、なぜ男性は声が低いのでしょうか。
少し話はそれますが、我が家のわんこ、保護犬で、「元野犬」というのもあるかもしれませんが
本気で吠える時、まあまあ野太い声で、犬素人の私は声だけ聴いたらオスだと思うんですが、メスです。
犬や猫の声だけで雄雌の判断はつきにくいですが、人間は声で男女の区別ができることがほとんどですよね。
自然界では雄雌の区別を声ではしないのに人間だけなぜ??
分かっておりません。(スミマセン)
ただ、ペンシルバニア大学の研究では声が低い方が大きくて強い印象があるという結果があるそうです。
子孫を残す時に、女性は大きくて強い男性の遺伝子を残したい、ということだったんですかね。
人間のからだについて、分かっていないことって本当にたくさんあります。
9割はまだ未解明とも言われている人のからだ。
分かっていない、研究が進まないのはそれを解明しても「儲からない」「医学の発達にはつながらない」などの
大人の事情があることもありますが、からだって本当によくできている変わりに複雑なんですよね。
疲れたら休んであげたり、丁寧に扱ってあげましょうね。