糖は大切、ただ、適切な糖を適量が大切だとお伝えして、今度は糖化のお話。
糖に振り回されております。
糖化が進みやすい生活習慣
「糖化=甘いものを食べすぎた時だけ」と思われがちですが、
じつはそれだけではありません。
〇早食い
〇炭水化物中心の食事
〇夜遅い食事
〇ストレスによる血糖値の乱れ
〇揚げ物・高温調理が多い
〇運動不足
血糖値を急激に上げる生活が続くと、糖化が進みやすくなるそうです。
糖化を防ぐ5つの方法
①「食べる順番」を変える
野菜 → たんぱく質 → 炭水化物
聞いたことありますよね、最初から血糖を上げ過ぎないってことです。
② GI値の低いものを選ぶ
白砂糖 → 黒糖、はちみつ
白米 → 雑穀米
パン → 全粒粉パン
など、血糖値の上がりにくい食材が味方になります。
③ よく噛む・ゆっくり食べる
よく噛むことで血糖値の上昇がゆるやかに。
また、満腹中枢が働き、食べすぎを自然に防げます。
④ 軽い運動を習慣にする
食後10〜15分の散歩だけでも大きな効果。
筋肉は「糖の貯蔵庫」なので、運動習慣は糖化予防の最強手段です。
⑤ 東洋医学的ケア
東洋医学では、糖化が進みやすい体質を
「脾(ひ)の弱り」「気の停滞」「瘀血(おけつ)」としてとらえます。
〇脾を整えるツボ → 足三里・太白
〇気の巡りを良くする → 内関・中脘
〇血の巡りを整える → 三陰交・血海
鍼で「巡り」を整えると、糖化しにくい体質づくりにもつながります。
鍼灸だけで?と思いますが、鍼灸だけでは無理です。生活を変えている時に鍼灸がその流れの変化をスピードアップさせてあげる、という感じです。
糖化は“毎日の小さな積み重ね”で変えられるんです。
糖化は、日々の習慣が大きく影響します。
でも視点を変えれば、今日から少しずつ改善できるものでもあります。
- 甘いものを控える
- 食べる順番を変える
- 軽く歩く
- 鍼灸で巡りを整える
小さいこの積み重ねが、未来の肌・血管・自律神経の健康を作ってくれて、きっと変えてくれた自分に将来感謝すると思います。