糖化をしない体を・・と数日間ブログにしてきましたが、糖化はしてしまったら戻らないのか、
結論から言うと
“できてしまったAGEs(糖化産物)は元には戻らない”が基本です。え!
でもね、
これ以上進めないようにすること、今あるAGEsの害を減らすことはできる
というのが大事なポイントです。
やってみませんか、これ以上進む糖化を止めること。
なぜ糖化は戻らないのか
AGEs(終末糖化産物)は、
たんぱく質やコラーゲンに“がっちり”結びつき、分解されにくい構造を持っています。
特に皮膚のコラーゲンや血管の壁にたまると、何年も残り続けてしまうそうです。
じゃあ何もできない?
AGEsそのものは分解が難しいですが、身体全体への“悪影響を減らすことはしっかりできるそうです。やった!
新しいAGEsを作らない
これは最も効果が大きいポイントです。前回も書きましたが、
血糖値の急上昇を防ぐ
食べる順番を意識する
揚げ物・高温調理を減らす
間食を減らす
よく噛む
新規の糖化を減らすほど、老化のスピードは確実に落ちるそうです。
古くなったコラーゲンは“入れ替わる”
肌のコラーゲンは数年かけてリニューアルしています。
つまり、
糖化してしまった古いコラーゲンは時間とともに少しずつ入れ替わる。
完全に元に戻すわけではないですが、
生活改善やケアによって
「見た目年齢が若返った」という変化は十分起こりうるのです。
抗糖化・抗酸化の習慣で影響を弱める
ビタミンC
緑茶カテキン
シナモン
玉ねぎのケルセチン
などはAGEsの生成抑制に関係していると言われています。
運動で“糖”の処理スピードを上げる
筋肉は糖を取り込んで燃やしてくれるので、AGEsの材料を減らすことができます。
食後10分歩くだけでも、筋トレするだけでも、ヨガやピラティスをするだけでも効果絶大です。
東洋医学的には脾(消化)を整え、気血の巡りを良くし、ストレス(肝)をためないことが抗糖化にもつながります。
「気づいた今から見直す」ことが一番の美容と健康の投資だと思います。
健康はお金で買えるのか、買えるものもあると思いますが、急によくなるということはほぼなく、毎日の積み重ねが一番だと思います。