年を重ねて、
「歳を取るのがこわい」「若さを失うのが寂しい」「元気がなくなってきて・・」
友人と話していても、患者さんとお話していても、そんな声、よく聞きます
でも、老いって“悪いこと”だけではないような・・?
✔ 白髪が増えた
✔ 体力が落ちた
✔ 物忘れが気になる
自然な変化とはわかりつつ、嫌だな、と思うのも確か
・白髪は「経験を積んできた証」
・体のサインに敏感になるのは「自分をいたわる力が育った」ということ
なんて、少し視点を変えてみるだけで、気持ちがぐっとラクになるかも?!
できることが増えたこともありそう・・
若い頃と同じことができなくなったこともあるけれど、今の年齢だからこそできることがたくさんありますよね?
経験を重ねてきたからこそ、
・人の話をじっくり聞いたり
・人が嫌だな、ってことをしなくなったり
・無理をせず、自分のペースを大事にすること
・人間関係の距離感がわかったり
ちょっと深くなっている気がしませんか?
でも、老いと上手につき合うには、体と心を止めないことが大切な気がします
・朝の軽いストレッチや散歩を習慣にする
・新しい趣味にチャレンジしてみる
・億劫にならず、たまには人と会って、ちょっと会話して笑う
なんて、ちょっとしたことですが、継続するといい刺激が体にも脳にもありそうです。
若さ・見た目・スピード・競争心…
これまでの価値観がちょっと変化させてもいいのかも、と思ったりします。
ちょっとお姉さんやお兄さんの友人に会うと、こういったところが素敵だな、って感じることがたくさんあります。
老いは衰えではなく、「成熟」や「完成」に向かっていくと信じたい
木がゆっくり大きくなって、やがて花を咲かせるように、私たちもそれぞれのタイミングで、美しく年を重ねている方を見ると素敵だな、って思います。
老いは止められないけれど、運動をしたり、交流したり、でゆっくりにはできる気がします。