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薬局やスーパーへ行くと以前のような品薄感は少なく「あるうちに買っておかなきゃいけないのか」
と焦ることが少なくなりました。ほっ。
たった数か月ですが、みんなマスクをし、手を洗い、除菌をし、家にこもり、、、、
「新しい生活様式」なんて言われていますが、前にもお伝えしましたが、
私たちを守ってくれている「常在菌」さんも生かしてあげる生活をしたいものですね。
今日は肩の痛みでたまにある「石灰化」についてです。
肩関節に石灰化があり、激痛が走るというあれです。
40~50代女性に多いなんて言われていますが、これは鍼灸でなんとかなるのでしょうか?
肩関節石灰沈着症は体内でカルシウムを吸収したり排泄したりするのですが、
排泄しきれなかったものが体内にたまってしまい、関節内のじん帯や腱に付着してしまうものです。
溜まってしまうだけではなんの症状もないそうなんですが、
何かきっかけがあり、「異物を除去しよう」と攻撃を始めると炎症になり激痛となるようで・・
これも、はっきりとまだ原因が分かっているわけではないので、ブロック注射などが病院で適応になります。
これでよくなれば一安心なのですが、よくならない時に鍼灸院へきてくださることもあります。
治るか?
と言われたら「治る場合もある、よくなる場合もある」としか言えませんが・・(ごめんなさい)
私の考えですが、どのような考えで治療しているかをお伝えしますね。
鍼灸治療で肩の石灰化が取れるということはありません。
なので、もう少し広い範囲に目を向けて治療をしていきます。
肩だけを治療対象にするのではなく、痛いとかばってしまうところに変な力が入っていないか、
そこの力を抜けるようにサポートしたことで肩にも力が入りにくくなり痛みが緩和できないか
炎症が起こっているのであれば、少し回りの筋肉をほぐして炎症反応を抑えることができないか
など、病院とは違う視点からサポートしていきます。
痛みがあると、夜も眠れなかったり、痛みそのものがストレスの原因となって
自律神経が乱れがちになってしまいますので
そのあたりも一緒にサポートして肩の力を抜きやすくすることもしていきます。
痛みには必ず原因があると考えます。
その原因を取り除くことは難しくても、原因となることを軽くすることはできるのではと思いますよ。