更年期の方や妊活の方でストレスがあるとよホルモンバランスが崩れるって感じた方、多いのではないでしょうか。例えば、ホットフラッシュがひどくなったり、卵胞の発育がいまいちになったり・・・
これってなぜ?
自律神経とホルモンバランスを調整する中枢は脳の「視床下部」というところになります。
ここからはたとえになりますが、視床下部という会社で働いている人が20人いるとします。
株式会社視床下部ではホルモン中枢部・自律神経調節部・体温調節部・血圧調節部・性欲中枢部などなど。色々な部署があります。
安定している時は(からだがきちんと休んだり、ストレスを上手に解消できている状態)定時帰宅してここの部署で働いている人たちのからだの状態もバッチリになります。
しかし忙しくなって(ストレスが溜まっていたり、睡眠不足だったり、過労だったり・・)それぞれの部署が働いて調節してもしても、ぜんぜん整わないので部員たちも過労で倒れてしまいます。
そうなると20人でそれぞれ担当していたことが人が欠けたことで後回しにしてもいい仕事は後に回してしまったり(今月は卵胞の発育させるのは後にして、とりあえず生きるために体温調節しておくか、とか?)して体調不良になっていきます。
これって、よくない連鎖が続いていってしまいそうな予感ですよね。
自分の体は自分でしか守れない、本当にそうだと思います。
私たちの生きている社会は病気になって堂々とお休みしていいよ、みたいな風潮がありますが、そうではなく病気になる前にちゃんとからだはサインを出しているので、そのサインをキャッチして(自律神経整わず眠れないとか?)週末のんびりからだを休めるなどしましょうね。もちろん、楽しいことで疲れることもいいことですが、ちゃんと休ませてあげないといけませんよ。