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鉄欠乏貧血の方で氷食症が多く、その理由は分かっていない
そして、東洋医学では陰虚だからそうなるんだろう、
というところからの続きです。
東洋医学で貧血は「血虚(けっきょ)」と考えます。
血は陰に属するので陰虚となり、
陰と陽が同量でいいバランスであるところが
陰虚、すなわち陰が不足するので陰と比べると陽が少し多くなってしまい
火照るなどの症状を感じることがあります。
陰より陽が多いので冷たい氷で陰を補う
と考えるのが東洋医学的視点です。
血が不足していると言っても様々な理由が考えられるのですが
ほんの一例でざっくりになりますが
・血を作る過程でのトラブルによる血虚
(腎・脾・肺いづれかのトラブルがあるので、原因は何通りも考えられます)
・気のトラブルによる血虚
(気と血は密接に関係しているので気の不足などのトラブルでも血虚になると考えられます、これまた何通りも原因は考えられます)
細かい説明はながーーーくなってしまうので避けますが、
この原因の中で「脾胃」が関係してくる血虚があります。
その方が氷食症になるのでは、と考えています。
(あくまで、個人的な見解・考えです)
脾胃が弱い方は働きが鈍りやすいので、体調によっては食べたものを「気」や「血」のエネルギーに変換しにくくなります。
そうなると、気も血も不足しやすくなってきます。
脾胃の気血が不足することで陰に属する血が不足し、(気は血に乗って巡るので血の不足で気も巡りません)
胃の陽が陰と比べると多くなってしまうので、
その熱を冷ますために氷が食べたくなるのではないだろうか、と考えています。
実際に、脾胃が弱くない方(東洋医学的見解)で鉄欠乏性貧血で氷を好む方、ほぼおりません。
そして、私が鉄欠乏貧血でも氷が食べたくならない理由。
(真夏でも氷のお菓子などもあまり欲しくありません)
脾胃が健康、いや超健康でこういったことは起こらないからではと思っています。
イラン情報ですが、きっと私の鉄欠乏性貧血の原因は「肺」にあると思います。
昔から皮膚も呼吸器も弱いんですよね・・・涙
西洋医学ではまだ分かっていないことの中で東洋医学で説明ができてしまうものは
たくさんあるのですが、じゃ、東洋医学だけで・・という訳にはいかないんですね。
血液が足りないのに「病気」が関わっていることも少なくありません。
婦人科の疾患・がん・精神疾患
なんてこともあるみたいです。
これは、西洋医学のお話・・
検査はしたけれど異常なし、でも貧血で氷が食べたくなってしまう
という方、鍼灸治療もおすすめです。
また、胃腸を大切に使ってあげることも合わせてしてほしいですね。