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農業から学ぶこと

少し前のNHKをチラッと見ていたら、日本の農業の問題についてやっていました。

これって、からだにも、きっと他の事にも同じことが言えるんだろうな、と思ったのが

 

・昔の農業は、自分が生きている間には利益が得られないが、次世代のために土を作ったり、木を植えたりしていたが、今はそういうことはしていなかった

・昔の農業は、手間をかけてやっていた、今は農薬を使い、化学肥料を使い、手間を省いてしまっている

 

その結果、死に米という、精米したら壊れてしまうようなお米ができてしまったそうです。

調べてみたら、今まで通りに手をかけてやっていた農家さんの土と比べたら微生物の量が極端に少なかったそうです。

これ、数十年前のお話で、今はまた改善されているようですが、手間をかければいいとは思いませんが、

便利すぎるものばかり使っていると弊害が出てしまうのは実感としてあります。

 

 

 

 

からだのことで言えば、痛いから痛み止め

必要なこともあるとは思いますが、なぜ痛みが出てしまっているのかを考えて、そこから改善しないと根本解決にはなっていないと思います。

きっと数年は毎日痛み止めを飲んでいても大丈夫なのかもしれません。

でも、数十年も飲み続けた時、痛みを抑えているだけで、痛みの出る原因の解決はしていないので

たまりにたまって「症状」や「病気」となってしまうのかもしれません。

根本解決って「手間」だと思います。

楽しい自由時間を削って睡眠や運動に当てたり、

美味しいものをお腹いっぱい食べるのを我慢したり、

ちょっとしたことなんですが、からだを丁寧に使うって、便利な世の中に育ってしまった私たちにはちょっと窮屈だったりします。

 

 

 

長年蓄積して出た症状を治すには、長い時間が必要になります。

未来の自分のために、からだのこと、少しじっくり考えてあげてもいいと思います。