年末くらいから風邪やインフルエンザが流行っているみたいですね。
2週間くらい長引いてしまった、なんてこともありますよね。
お薬に使い方がよくなくって、長引いでしまうケースもあるように感じます。
発熱がある時には無理に熱を下げない
発熱するには理由があります、ウイルスをやっつけるため!
ウイルスを撃退して、よくなるかも・・のタイミングで解熱をしないといつまでもウイルスが体内からなくならず
お薬を飲んだら熱は下がるけれど、また発熱してしまう、ってのを繰り返してしまうことになりかねません。
じゃ、いつお薬を使うのか、ウイルスが体内からいなくなって、楽になってきたタイミングで熱がこもっていたら飲むといいんです。
体温を高く保つってことは、体力が必要なので、こもった熱を汗をかいて逃してあげるとすぅ~っと楽になりますよ。
咳止めや鼻水止め、痰切りも出始めには飲まない
上記と同じ理由で、咳も鼻水も体内で、ウイルスを撃退した時のごみのようなものを出してくれています。
これを止めるのは体内にばい菌を置き去りにしてしまうようなものです。
同じように、よくなってきたタイミングでお薬に助けてもらいましょう。
自力でも治りそう、だったら無理にお薬を飲む必要はないように思います。
これらのこと、第一三共ヘルスケアの㏋にも載っています。
良かったらご覧くださいね。(ほら、私よりはずーーーーーーーーっと信頼ありますでしょ??w)
今年、風邪のひき始めで来院してくださった方、何人かにとにかくできるだけ空腹でその日は暖かくしてたくさん寝てもらったら
皆さん、翌日にはびっくりするくらいすっきりした!!と言っていただきました。
風邪というウイルスに効果のある薬は残念ながらありません。
咳、鼻水、発熱といった症状を抑えてくれるお薬のみです。風邪かも、と思ったら眠る、これに限ります。
ちなみに、ドイツやイギリスではGPというかかりつけ医の制度だそうですが、風邪をひいてもお薬は処方しないそうです。
ハーブを飲む、よく寝る、の自然療法一択だそうですよ。体内の力でじっくり治す!薬屋さんへ行ってもビタミンくらいしか出してくれないそうです。
なんでもお薬、の日本からしたらちょっとびっくりですよね~。