やらなきゃいけないことがあって、からだの奥底のパワーをたくさん使っていると
もともとの「持っている力」は減ってしまうんです。
そりゃそうです。
体としてはこりゃいかん、と思うわけで、頭痛の症状を出すのですが、
東洋医学的な考えでは興奮しすぎている→陽の気が盛ん→これでは気がなくなってしまう→気を滞らせる→頭痛になる
というように考えます。
気を巡らせたり、陽の気を抑えるようにしたり、陰の気を補ったり、
その方それぞれで治療をしていくんですね。
なんでもそうですが、巡りがよくないものをそのままにしておくと、硬くなりさらに滞ってしまいます。
そうなると、ゆっくり温めてみたり、ほぐしていかないとならなくなります。
生活習慣もストレスによって乱れていることが多くて、
糖分が欲しくて過食をしていたり、興奮しているから寝ようと思っても思ったように眠れなかったり、
ということがあるんです。
眠れないと「陰」の気が不足してしまって、また熱がこもって頭痛になってしまう。
陰を補う治療を施すのですが、やはり本人が寝不足では効果が持続しません。
頭痛といっても、東洋医学ではこのほかにもたくさん考えがあって治療をしていきます。
頭痛の方は
・寝不足
・食べ過ぎ
・運動不足
・働きすぎ
これは気を付けると本当に変わると思います。
って、どんな症状も良くなるような気もしますけどね・・