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鬼哭の灸(きこくのきゅう)
今はやりの鬼滅の刃に出てきそうですが、これ、昔からある鍼灸のツボなんです。
といっても、私は一度も使ったことはありませんが・・
何に使うかというと、精神疾患です。
先日お伝えした「奔豚気」といい、ずーと昔から「精神疾患」というのはあったんですよね。
今よりは患う人は少なかったように思いますが、世の中に合わない人っていうのは存在したんです。
鬼哭の灸は精神疾患ということで奔豚気のように西洋医学でいうパニック障害という限られたものではなく
広く精神疾患に用いられていたようです。
悪夢を見てうなされる、なんていう時にも使っていたという記載もあります。
やり方ですが、親指を縛って(怪しい・・)両指の間にお灸をすえます。(絶対熱い!!)
心が弱っている時には「黒い煙がでる」なんて黄帝内経にも記載があるように
首筋から黒い煙が出るような気がしてスッキリした、なんてこともあるそうです。(だから怪しい・・)
精神的に疲れてしまったな、という時に鬼哭の灸を!
なんてことは言いません。というかやったことないし・・
心が弱っている時にはからだも弱っていることが多いんです。
だから「邪気」が入ってきてしまう。
ちょっとイライラする、とか落ち込みやすいなんて時には
思い切って会社や家事を休んでゆーーーーくり眠るだけでも良くなることがありますよ。
仕事で責任あることを任されたり
家族のトラブルがあったり
妊活でプレッシャーを感じていたり
友達や彼氏と喧嘩してしまったり
生きていれば色々あります。
疲れたら休む。です。
鬼哭の灸に頼らなくていいように・・笑