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1日の食事回数の歴史と健康

今朝はすっかり涼しくなっていて、温度計を今朝見たら20℃を下回っていました。

ようやく秋という感じでしょうか。

食欲の秋、美味しいものがたくさんありますね。

昨日はブックオフで(本屋じゃないんかい!)たくさん本と漫画(笑)を買ってしまいました。

読書の秋でもあります。

 

 

 

 

美味しいものが多い季節ではありますが、一日2食のススメについてです。

先に、太れない方、これ以上痩せては困る、という方には不向きです。

代謝が落ちたのか、体重が落ちない、という方におススメです。

 

 

 

 

 

今は1日3食食事をすることが多いですが、

「1日3食」という習慣は人類の歴史の中では意外と新しく、地域や時代によって大きく違っていたようです。

古代ギリシャ・ローマ

基本は 1日2食(昼と夕)だったそうで、

哲学者や医師も「食べすぎは不健康」と考えられていました。

 

 

 

中世ヨーロッパ

修道院の規律や農作業の都合から 朝食+夕食の2食 が一般的。

朝食は子どもや老人のもの」とされ、大人は抜くことも多かったそうです。

 

 

 

日本

平安〜江戸初期:基本は 1日2食(朝と夕)

武士や貴族も同じだったようで、農民は仕事量によって食べる量を増やしたり、減らしたりしていたそうです。

確かに、それって当たり前ですよね。

 

江戸時代中期から米の生産が安定し、庶民の生活リズムが都市型に変化してきました。

このころから 1日3食が広まり始まり、 江戸の商人が「腹が減っては働けぬ」として昼食をとりはじめたことが大きく影響するそうです。

商人なので、売れるために、ってのもありますよね。

 

 

 

 

近代以降

産業革命のヨーロッパでは、工場の労働時間に合わせて「朝・昼・晩」と定時に食べる 1日3食スタイル が定着していきます。

また、明治以降の日本西洋化の影響と学校・工場制度の導入で全国的に「1日3食」が標準化されました。

 

 

 

 

人類はずっと2食中心で暮らしてきたようです。

冷蔵庫がなければ、真夏に起きてすぐに食べられるものなんてほぼないでしょうし、

農作業をして、採れたてのお野菜を、とかだったのかもしれませんね。ある意味贅沢~。

2食と3食になっての体の違いって?

明日のブログで。