来週くらいから天気予報では雨マークが続き、ついに梅雨がやってくるのでしょうか。
雨の時期も必要だとは分かりつつ・・ジメジメは気持ちがいいものではないですね。
雨音を聞きながら読書、なんて素敵な時間を過ごせたら・・と思っています。
そんなジメジメした梅雨はどうしても体内にも「湿邪」の影響をうけてしまいやすいもの。
さけられない湿邪の影響を少なくするためにできること!東洋医学的な観点からお伝えしますね。
ただ、すぐに効果があるわけではないので、そろそろ始めておきましょう。
消化器をいたわる
湿邪は重く下に溜まりやすく、口から肛門にかけてある消化器は上から下に向けての働きが主なので
湿邪が邪魔でうまく排出できなくなり、脾胃の働きを妨げてしまうことがあります。
さらには、湿=陰なので、陽気のパワーを低下させてしまい、脾胃の働きがこれまた低下して
上手に「湿」を排出できなくなって、頭痛・めまい・むくみ・消化不良・関節炎などの症状が出てしまうことがあります。
そんな時、「健脾益気」(けんぴえっき)という言葉があります。
胃腸整えて、気を補うという考えです。
・気を補う食材をとして穀類(気は昔、氣と書いたように、米が中にありますよね)米やイモ類などがいいです。
また、こういった自然の甘味も気を補ってくれます
・他には牛肉・鶏肉・キノコ類も補ってくれるといわれています
利尿効果の高い食事をする
上手に体内の湿気を出してあげるのに
とうもろこし・あずき・冬瓜・スイカ・緑茶・梅干し
などがイイです。
からだを冷やさない(温める)
足三里にお灸なんて毎日できたらハナマルですが、なかなか難しいこともあるので
腹巻をしたり、お湯にゆっくり浸かったり、温かい食事をしたりしてください。
汗をかく
軽い運動やストレッチで汗をかいて、水分を出してあげること、
また、巡りをよくしてあげることでスッキリします。
小さなことですが、やれば効果が実感できるはすですよ。
ただ、翌日に効果があるというよりは、10日後くらいに・・ですが・・・ぜひお試しくださいね。