気、血、津液がそれぞれ、どんなものか、と書いてきましたが、それぞれの関係についてです。
気・血・津液は「三位一体」
この3つは、どれか一つでも不足したり、巡りが悪くなると体は不調を感じてしまいます。
たとえば
- 気が弱ると → 血や津液がうまく巡らない
- 血が足りないと → 気が不安定になり、メンタルにも影響
- 津液が滞ると → むくみや冷え、重だるさの原因に
すべてがバランスよく巡り、存在することで「健康=元気」となるんです。
見えないけど確かにある「からだの気象」
東洋医学は、体の状態を「気象(エネルギーの天気)」としてとらえる視点があります。
気が満ちて、血が巡り、津液が潤うとき
→ 私たちは軽やかに、元気に、生き生きと動ける
見えないからこそ大切な「気・血・津液」
分かってはいるれど、毎日色々あって、楽しいことでも大変なことでも「気血津液」は消耗されますし、
消耗した分を補給する時間が足りない!なんてのも日常茶飯事。
でも、毎日でなくても、週に数回、食事、睡眠、ストレスとの付き合い方を考えて生活する日を作ってみると
人生がもっと軽く、快適になるのでは、と思っています。
鍼灸治療、目には見えないのですが、こういったところを調整しているんですよ。