冷えているからお風呂につかりたいんだけど、お風呂につかるとダルくなってしまう
という方、結構いらっしゃるんです。
これ、東洋医学的に、冷えているけど、温める力も足りない状態
と考えます。
「冷えている=温めれば元気になる」ではないこともあるんですよね。
たとえば薪が少ないストーブを無理やり燃やそうとすると、かえって薪を消耗する、そんな感じでしょうか。
サウナや長風呂は、身体にとっては意外と負荷が大きいんです。
心臓も働くし、汗をかけば水分もミネラルも消耗する。
なので、
・お風呂に入るとぐったりする
・岩盤浴で翌日疲れる
・サウナ後に元気より脱力感が強い
という人は、単純な冷えではなくて「エネルギー不足」が隠れていることがあるんです。
少しづつ、お風呂につかる時間を長くしていくと、
①体力が少し回復した
②血流が改善して温まりやすくなった
③自律神経が慣れた
このどれか、あるいは全部で慣れて心地よくなることもあります。
いきなり高温・長時間に慣れるのではなく、身体が適応した結果として楽しめることもあります。
が、冷えていて疲れやすい人には、
〇サウナや入浴10分より足湯10分
〇熱い湯より38〜40℃のお湯
〇30分入浴より10分入浴
〇発汗より「気持ちよく温まった」で終了
から始めてみるのもおすすめです。
特に50歳前後の女性は、更年期の影響もあって「冷えているのにのぼせる」「温めると疲れる」が起こりやすい。
無理に汗をかこうとすると逆に消耗しやすいことがあるんですよね。
冷えている身体を元気にするために温めるのではなく、元気を残しながら少しずつ温める。
体力や血流が戻ってくると、
「お風呂なんて面倒」
から
「お風呂気持ちいい!」
に変わることも珍しくありません。
東洋医学では「冷えを治そう」と頑張るより、「食べる・眠る・少し動く」を整えた結果、冷えが改善していくことの方が多かったりします。
少しづつ、自分に合った方法を探して、からだを温める、これからの梅雨にも大切なことだと思います。