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ふないがいいん(不内外因)とは①

ふないがいいん

なんじゃそりゃ?

不内外因

外因でも内因でもない原因の病因です。

 

 

 

 

 

 

 

 

外因とは暑邪・寒邪・湿邪・燥邪・風邪・火邪の6つのものです。

暑すぎると暑邪

寒すぎると暑邪

湿気の多い時は湿邪

今のように乾燥の季節は燥邪

風が吹き荒れるときは風邪

火事が起きたように熱を発する火邪

 

こういった自然のものからの影響ではない感情などから起こる原因が内邪です。

 

 

 

 

 

 

七情といって

怒・喜・悲・恐・驚・思・憂

の感情がからだに影響を及ぼすと考えるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

怒りすぎると肝に影響を及ぼし、肝には気を動かす機能があるので

この動きが低下してしまい、気の上に乗って巡る血のめぐりも低下してしまい

気は温かいものなので軽く頭にたまりやすくなり、血が上に昇ってしまいます。

怒ると頭に血が上り顔面が赤くなってしまうのもありますね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

喜ぶ、これ、いい感情な気がしますが、何事も過ぎるはよくありません。

喜びすぎると気が緩み、心(しん)が変調して精神集中ができなくなってしまいます。

分かるわぁ。

 

 

 

 

 

 

悲しむことも過ぎるとからだに変調をきたします。

悲しみすぎて気が巡らず、肺に影響し、さらにひどくなると脾にも影響してしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

強い恐怖は腎に影響を与えます。

腎が傷つくと気が下がってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

続きます。