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アレルギー疾患と東洋医学①

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春が来た~

という気候が続きますね。ワクワクします。

これ、「陽」の気が盛んになってきているのも影響しているんですね。

12月23日の冬至を堺に夜の時間が少しづつ長くなってきて3月20日の春分で夜と昼の時間が全く同じになり

3月20日からはお昼の時間が長くなってくる、つまり「陽」の気が長くなってきている

陽気になるんですね~。

冬の間に「気」を貯めてあると「陽」の気に負けることなくからだがついていきます。

 

 

 

 

が、このいい季節につきものなのが「花粉症」

花粉だけでなく

・気管支喘息

・アレルギー性鼻炎

・アトピー皮膚炎

などアレルギー疾患は増える傾向にあるようです。

病院では

・抗アレルギー剤

・気管支拡張剤

・ステロイド剤

などを使って症状を緩和していくわけですが、根本治療をしているわけではなく

ずーっと薬を使い続けているという状況になりやすいです。

 

 

 

 

 

鍼灸治療でアレルギー疾患に対応するときには(皆さんがスカッとよくなるわけでもなく、少しづつ、少しづつで難しいんですけどね・・)

外からのアレルギー反応を起こす物質に対しての身を守る働きを高める事を考えます。

ひとつが体外を巡る「衛気(えいき)」の働き

もうひとつが「肺」の働きです

 

 

 

 

「衛気の働き」

衛気は血管内から血管外へと流れ、血管の外をくまなく巡る気です。

津液(体内の水分)がからだの奥から表面に巡る働き下半身から上半身へと巡る働きの先導をしているため

外部から侵入する物質(この場合はアレルギー物質)から防衛したり、

入ってしまったもの(この場合はアレルギー物質)を汗や便・尿で排出する働きを手助けする働きを担っています。

 

例えば、この防衛機能によって気が外にむかうとくしゃみ

津液が外に向かうと鼻水や涙

気血津液が少し滞ってしまうとかゆみや発疹・充血

となって外に排出しようとするんです。

この過剰な働きがアレルギー疾患となります。

 

 

 

 

少し長くなってしまったので、肺の働きなどは次回に続きます。