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ミネラルの体内でのおもしろい働き

ミネラル・・聞いたことはありますが、はっきりどんなものか、役割かって言えない方も多いかも・・

タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミンと並んで五大栄養素の一つでもあるんですけどね。

ミネラルってたくさん種類があるんですが、耳なじみがあるところで

カルシウム・カリウム・ナトリウム・リン・マグネシウム・亜鉛・銅・鉄・アルミニウムなどですかね。

 

 

 

簡単になりますが、人のからだに微量に存在して、からだの調整役としての役割を果たしてくれます。

の神経伝達にはナトリウムやカリウムが必要となります。(遠い記憶ですが、そんな勉強もしましたね、私・・)

ナトリウムは他にも体液の浸透圧の調整もしてくれますし、胆汁・膵臓・腸液などの材料にもなります。

妊活の方にも、銅や亜鉛の体内でのバランスが大切だと最近では研究されたりもしています。

 

 

 

 

先ほど出てきたナトリウムって食塩や醤油・味噌に含まれているので、現代の日本人が不足するということはまずないと考えられているので

不足の心配をする必要はない気がしますが、過剰もいけないんです。

過剰になることで、血圧の上昇(だから塩分を控えなさいっていうのが浸透しているんですよね)・胃がんのリスク上昇リスクがあると考えられています。

 

 

 

 

からだに必要なのに過剰だといけない!

これ、ナトリウムだけではもちろんありません。

カルシウムも過剰で骨がもろくなるそうです。

カルシウムはマグネシウムと共に一定に存在することで保っているので、

カルシウムだけ摂取してしまうと、マグネシウムの割合が低下してしまって不足したマグネシウムを補うために骨からマグネシウムが溶けだしてしまうそうです。

それが骨がもろくなってしまう機序です。

 

 

 

鉄も同じく過剰摂取で婦人病の原因になるとか。

鉄って空気や水に触れると錆びます。鉄分だけを大量に摂取していると、老化や婦人病の原因になりうるそうです。

 

 

 

 

東洋医学の考えも同じですが、何事もバランスです。

睡眠・運動・食事が大切といっても、

寝すぎも、運動を過剰にしてしまうことも、食べ過ぎも食べなさすぎもからだには負担になります。

何事もバランス、昔から言う事はやっぱり意味があるんだな、と思うこの頃です。