「気血」というからだのガソリンが不足してしまうことでだるかったり、疲れが抜けにくい
ということが起こりやすいかもしれないとお伝えしました。
また、女性には月経があるので、「血」も「気」も消耗しやすいので症状がでやすいのもあるかもしれません。
月経中にだるかったり、疲れやすい時に
「血」を補ってあげることが大切です。
睡眠は「血」を補充するための大切な時間と東洋医学では考えます。
生理中ってけっこう眠かったりもしますよね、まずはいつもより30分でも多い睡眠をとってあげてください。
どうしても平日は難しいのであれば、休日だけでも、お昼寝ができるならお昼寝でも・・いつもよりは休息を長くとってあげることが大切です。
脾胃の働きを整える
食べたものから「血」は作られます。
胃腸が弱っていると、食べても上手に「血」を補うことがしにくいです。
よく噛んで食事をすること
空腹になってから食事をすること
生理前でちょっと甘いものが欲しくなったり過食になりやすい時期でもちょっと我慢すること
これだけでも脾胃の負担は減らしてあげることができます。
慢性疲労の場合
「気」「血」が慢性的に不足しているのかもしれません。
補う量よりも使う量が多いのかもしれません。
先ほどの睡眠・脾胃をいたわるのに加えて、
食事の内容をちょっと見直してみることも大切です。
・炭水化物中心の食事で栄養が偏っていないか
・お肉・お魚・お野菜も取り入れた食事をしているか
を見直して、血を補うものを食べる、ということの前に、からだによくないかも・・のものを食べるのをまずは控えてくださいね。
せっかくいいものを食べていても、悪いものを食べていてはちょっともったいないです。
食べているのに疲れやすい・・という時、消耗が多いのかもしれません。
食べ過ぎもNGですし、疲れているのに過度に運動をしたりするのも消費が多すぎてしまうかもしれません。
たまには、ちょっと休むこともしてくださいね。
疲労・血虚・気虚の状態を長く続けてしまうと、不調がでてくるのは当たり前のことです。
病院で検査しても今は異常なしでも、いつかは「症状」「病気」になってしまうかも・・
からだだけでなく、心の不調につながることもあるんですよ。
今日がお休み、という場合、お天気もちょっとイマイチですし、どうしてもの事以外はまた来週のお休みに回して・・
少しからだにやさしいことをしてあげてくださいね。