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冬の夜は長く寝た方がいいワケ

東洋医学では「養生」というのを大切にするのですが、

モノも大切に使ってあげたら長持ちするように、からだも大切に扱ってあげたら健康が維持しやすい

歳を重ねて実感として感じてもいます。なかなか、できないこともありますけどね。

 

 

 

冬の養生のひとつとして、長く睡眠をとる事、というのがあります。

理由としては、陽が短いので、夜が長いなら早く寝ましょうということです。

私たちも動物なので、自然に合わせて生活することがやはり自然なんです。

 

 

 

もうひとつ、大きな理由があります。

月(陰)の時間が長く、太陽(陽)の時間が短いということは、寒いんです。

私たちは恒温動物ですが、0度の中にいると、外からの寒い空気に負けないように体温を上げようとがんばります。

お水をお湯にするには火をかけてパワーを使うように、体温を上げるのにはパワーが必要です。

そして、夏は暑くて38度で適温が25度だとして

冬は寒い時0度で適温が25度だとすると、

夏は暑くて汗をかいて、13度の温度差に対応したらいいのに対して

冬は寒くて震えて産熱したりして25度の温度差に対応しなければなりません。

エアコンも夏より冬の方が消費電力は多いそうです。

 

 

 

 

このパワーをどこから得るかは、人間は寝る事・食べる事・呼吸をすること、と東洋医学では考えますが、

食べすぎはいけないので、ほどほどと考えると、足りないのは多くの方が睡眠です。

冬休みは8時間くらい眠れると体力の回復になると思います。

寝て食べて笑って!健康維持ですね。