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奇恒の腑って??

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奇恒とは「普通ではない」という意味です。

奇恒の腑とされるものは「骨・髄・脳・脈・胆・女子胞」のことです。

胆については触れたので、それ以外についてお伝えしていきますね。

 

 

 

 

骨はからだを支えるもので、腎気と肺気との関連が深くあります。

骨の周りには脈や筋、肌肉がついてからだが構成されます。

 

 

 

髄は骨の中にあり、骨格を滋養します。

髄が足りていれば骨格は強く、髄が不足してしまうと成長に不利で骨格も軟弱になってしまう、

なんてことになります。

 

 

脳は頭骨の中にあって、髄の大きなもの。(西洋医学的な考えとほぼ同じですね)

脳は運動を円滑にして、耳や目の働きを整え長寿を保つ。

 

 

 

 

脈は営気と血液を中に通して、漏れないようにして全身にゆきわたらせるもの。

五臓の心が主ります。

 

 

 

女子胞

女性生殖器(子宮・卵巣)のことで、腎気(精)の影響を受けて機能します。

月経・妊娠・出産を主ります。

任脈の始まりでもあり、つまり生命の起源ともいえるんです。

 

 

 

 

 

五臓六腑以外のことも東洋医学でも触れられており、何千年も前のことなのにすごいわねぇ、

と思う毎日です☺