若い頃よりも眠れなくなった、これはある程度は仕方がないことだと思います。
10代、20代って眠れる人はずーっと眠っていられたくらい眠たかったですよね、
若い頃はいくらでも眠れたのに、今は6時間も眠ると起きてしまう、けど、疲労は取れていない、
という方について、これ当てはまる方が多いんです。
それは、「血」の不足。
東洋医学では「血虚(けっきょ)」といいます。
貧血とはちょっと違うものなので、健康診断で貧血ではないから、とスルーせず、お付き合いくださいませ。
東洋医学で考える「血(けつ)」とは?
「最近、疲れやすい」
「顔色がなんとなく冴えない」
「髪や肌の乾燥が気になる」
「眠りが浅い」
「目が疲れやすい」
そんなとき、東洋医学では「血(けつ)」の不足、血虚(けっきょ)という状態から身体を考えることがあります。
ここでいう「血」は、西洋医学でいう血液とまったく同じものではありません。
東洋医学では、身体のすみずみまで栄養を届け、身体を養う大切なものとして「血」を考えます。
「血」にはどんな役割があるの?
東洋医学の「血」には、身体を養い、潤す働きがあります。
たとえば、
・肌や髪、爪などを養う
・筋肉や身体の組織を養う
・目の健康を支える
・心を落ち着かせ、精神活動を支える
・女性の月経を維持する
など、女性の身体とはとても深い関わりがあります。
そのため、血が不足すると身体のあちこちに「なんとなく不調」が出てくることがあります。
血虚になるのはなぜ?
血虚になる理由はいくつかあります。
①食事から十分に「血」を作れない
東洋医学では、食べたものから身体に必要なものを作り、それを全身に届けると考えます。
食事量が少なかったり、偏った食事が続いたりすると、血を作る材料が不足してしまいます。
ダイエットを繰り返している方や、忙しくて食事が簡単になりがちな方も注意が必要です。
②血を消耗する
女性の場合、月経はもちろん、妊娠・出産・授乳などでも血を消耗すると考えます。
また、慢性的な疲労や睡眠不足が続くことも、血を消耗する原因のひとつです。
「頑張り続けること」も、身体にとっては意外と大きな消耗になります。
③胃腸が弱っている
いくら食事をしても、それを身体がうまく消化・吸収できなければ、血を作ることができません。
東洋医学では、血を作るためには「脾胃(ひい)」の働きがとても重要だと考えます。
冷たいものの摂りすぎや、食べ過ぎ、食事時間の乱れなどで胃腸に負担をかけないことも大切です。
ちょっと長くなりそうなので、次回に続きます。ごめんなさいです。