怒ること、ありますか??
なさそうな方もいらっしゃいますが、きっと多くの方が怒ったり、怒りの感情を感じたことがあると思います。
東洋医学では怒りの感情が過ぎると「肝」に影響してしまう、と考えるのですが、怒りという感情は必要と考えています。
怒るって疲れるし、時に自己嫌悪になるし、感じないに越したことはない、と思うのですが、
怒るという感情があることで
「自分が嫌だと思うこと、自分を脅かすこと」を認識できるんですから大切な感情の一つと考えてあげるのも大切だと思います。
とはいえ、無駄に怒ったり、怒りの沸点があまりに低いと「肝」に影響してしまいますからね、
人として上手に判断していくことは大切な気もしますが。
怒りの感情はからだのあらゆるところに蓄積されると考えられてもいます。(東洋医学的に)
おなか、頭、眉間、胸、爪などなど。
これを上手に出してあげるのに「泣く」ってのはなかなかいい方法のように思います。
よくお伝えしている五行のお話ですが、こちらを見てください。

怒りの感情は肝・胆、そして目、涙と同じ分類になっています。
涙を流して泣くことですっきりというのもいいかもしれません。
感情だけでなく、色々出し過ぎても、ためすぎてもいけない、いい塩梅。
難しいですが、いい塩梅で生きていけるとなかなか楽ちんかもしれませんね。