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鍼灸治療を受けてくれる方の中には「漢方薬」を使っている方も多くいらっしゃいます。
お薬はちょっと効きすぎてしまって・・とか
体質から改善したいので
という方が多いでしょうか。
私もお薬は時に効きすぎてしまうので、ちょっとした症状だと内科の先生に処方してもらっている常備漢方薬を使うことがあります。
この漢方について、本当に本当に簡単に・・
漢方薬や生薬を原料に使ったもので、薬効のある動植物を乾燥させたものだったり
鉱物や貝類のことです。
その「生薬」を法則にしたがって組み合わせたものを「方剤」といい、これが一般的にある「漢方薬」です。
この方剤には主に4つのグループがあって、
君薬(くんやく)・・主体となり、方剤の主な働きをするもの
臣薬(しんやく)・・君薬の働きを手助けするもの
佐薬(さやく)・・君薬や臣薬が過剰に働きすぎないように抑えるもの
使薬(しやく)・・方剤全体のバランスを取ったり、薬全体を病気に関係のある経絡に作用させる働きのあるもの
に分けられるんです。
中国や日本で昔から使われている方剤で、色々な人々に試され、データを集め
ふるいにかけられたものが残っているんです。
有名な「葛根湯」や「当帰芍薬散」などがそういったものなんですよ~。
「お薬」は作ってから「治験」をするのですが、その逆なんですね~。
経験からのものなのでちょっと安心できるような気もします。
お薬は膨大な「科学的なデータ」からなのでそちらも安心ですね。
とはいえ、鍼灸治療もそうですが、それぞれのからだに合わせてのものなので
風邪に葛根湯、がうまくいかないこともありますからね、医師の先生や薬剤師の先生にご相談くださいね。
けっこうイイもんですよ。