先日も、ふくらはぎをほぐすって、大切、とブログに書きましたが、
生理痛にもいいかも、というお話です。
ふくらはぎが硬いと…
〇下半身の血流が上がらない
〇子宮まわりが冷えやすい
〇骨盤の筋肉が緊張しやすい
となると、痛みにつながりやすい
ふくらはぎが柔らかくなると、
骨盤まわりの筋肉が緩み、血流が良くなるため下腹部の張りや生理痛が軽くなる人が多いです。
では、どこをほぐしたらよいのか・・
承山(しょうざん)
ふくらはぎ中央のコリの核ともいえる場所です。
場所・・ふくらはぎの真ん中、アキレス腱を上にたどっていくと「コリっと」硬いしこりが触れるところ。
・足の血流を上に戻すポンプ作用の要
・骨盤の冷え、足の冷え、生理痛に関係する経絡(膀胱経)の通り道
なので、ほぐすと少し痛い方もいらっしゃるかもしれませんが、すっきりしますよ。

【ツボの押し方】
親指で5秒痛気持ちいい強さで押す
5回繰り返す
両足とも行う
下腹部がじんわり温まるような感じがしてきたらとても良いです。
三陰交(さんいんこう)
有名なツボの一つですが、婦人科系の代表ツボですよね。
場所・・内くるぶしの頂点から指4本上。
すね骨(内側の骨)の後ろの、少し柔らかいくぼみ。
押すと気持ちがよかったり、痛かったりするのでわかりやすいかもしれません。
・月経痛・PMS・冷え性の王道ツボ
・子宮・卵巣・自律神経・ホルモンバランスと関連
・温めると即効性が出やすい

【ツボの押し方】
指で軽く押しながら息を吐く
10秒×3回
できれば左右とも温めると効果UP(カイロも可)
太谿(たいけい)
腎の巡りを良くして下腹を温めるツボのひとつ
場所・・内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。
押すと深く入りやすいのがポイントです。
・“腎”のエネルギーを補うツボ(東洋医学で冷え・生殖に関係)
・足の冷えとむくみを改善 → 骨盤の巡りが良くなる

【ツボの押し方】
- 指で優しく円を描きながら20秒
- 痛みがある場合は強く押さない
ふくらはぎが柔らかいほど、生理痛は軽くなりやすいかもしれません。
①両手でふくらはぎ全体を下から上にさする(20秒)
②承山を5秒×5回押す
③三陰交を10秒×3回押す
④太谿を軽くもみほぐす(20秒)
→ 下腹がじんわり温まり、痛みが和らいてくれることも。
生理痛が起こるカモ、、の前にやるのがコツです。