朝晩はけっこう涼しくって、夜に少し薄着で寝てしまうと、お手洗いの回数が増えることもありますね、
ちょっと暑いかな、くらいで眠るとちょうどいいかもしれませんね。
そんな春は花粉症に悩まされたり、寒暖差で風邪をひきやすかったりする方も多いと思います。
風邪をひいたことがない方はいらっしゃらないと思いますので、よく分かると思いますが、
風邪が治る時、熱が出て、体内でウイルスなどを熱をだして攻撃し、汗が出てよくなりますよね。
東洋医学で風邪は「風」の「邪」、「ふうじゃ」が体内に入り込んでしまって起こる症状と考えます。
風・熱・湿・燥・寒などの「邪」があると考えていますが、これは「衛気」というバリア機能が低下してしまった時に
体内に入りこんでしまうと考えます。
この「邪」が入ってしまったら、からだから追い出さないと症状は改善しません。
梅雨時期に「湿」の「邪」が入ってしまうことは多くありますが、梅雨が明けないとよくならないって方も多いのは
外が湿気が多いのでなかなか追い出せないからなんですね。(ちゃんと追い出す方法はあります)
この「邪」を追い出すには
・排尿
・排便
・汗
しかない、と考えられています。
個人的には、花粉症などは涙がでることで追い出してくれたりもするかな、と思いますが・・
確かに、汗が出て風邪がすっとよくなったり、
下痢をしてスッキリしたり、することありますよね。
私、この前、すごいアレルギーが夜に出たとき、顔がパンパンに腫れていたのですが、
2時間で5回くらいお手洗いへ行って、こんなに水分摂ったっけ?の量の排尿をしたら
翌日からかなりスッキリしました。
症状がある時、無理に追い出すようにする必要はなくて、追い出しやすい環境(早く眠る・食事は軽~く、横になるなど)
を作ってあげて、風邪などの軽い症状だったら、お薬ではなく、自分の出す力を高めてあげるということは大切だと思います。
お薬って皆さん飲みたくて飲んでいる方はほぼいらっしゃらないと思いますが、
ついつい便利だから手を出してしまいます。
少しづつ、生活を整えて、お薬をちょっとやめてみる、それを何年もかけて続けていけると、今のお薬量が少し減るかもしれませんよ。