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痛みのあるところに鍼を刺さないワケ

鍼灸学校の時に、ご自身でも治療をしていて、週に1回くらい授業に来てくれている先生も何人かいらっしゃいました。

そういう先生って、現場を体験しているので、とっても勉強になったんですが、

痛みのあるところに鍼をしたらいいわけではない」ということはよく耳にしました。

 

 

 

 

 

痛いところ、張っているところに自分のからだには鍼をしたくなることがありますが、

やってはだめなことが多いです。(ものは試しとやったことがあります、笑)

なぜならば、そこは理由があって筋肉に緊張されて保っていることが多いからです。

そういう時には、緊張の原因となっているところをゆっくり取り除いていかないといけません。

一気にやってしまいたくなりますが、一気にやるとからだがその刺激についていけないとか

痛みがなくなることで、気をつけなくなり、すぐに再発してしまうからなんですね。

 

 

 

 

なので、ゴメン、と思いつつ、ちゃんと説明もしつつですが、痛みの原因となるところを

ご自宅でもちょっとほぐしてもらったり、ストレッチをしながら痛みをとっていく、

そして、なぜそうなるのか、使い方のクセを少しづつ矯正する

これが少し時間はかかりますが、長い目で見たら近道かも・・と思っています。

私の勉強・修行はまだまだ続きますので、即日よくなって回復という道が見つかれば最高ですが・・