東洋医学では「気」や「血」が大切、とお話します。
いわゆるエネルギー源で、ガソリンのようなもの、現代医学的にはATP、が不足していては活力がない!!
ってことは、
・疲れやすい
・だるい
・精神的に不安定(イライラ、落ち込み)
そして、運が悪くなる!(ような気がしています)
東洋医学的なお話では、「気」は一日に50周めぐっていると考えます。
一周が28分程度。
中脘(ちゅうかん)穴から始まって肺経→大腸経→胃経→脾経→心経→小腸経→膀胱経→腎経→心包経→三焦経→胆経→肝経
とめぐって、また中脘に戻る、と考えます。
以前勉強を習いに行っていた先生は、患者さんがとても多く(とても儲かっている先生で!笑)県外の遠方からの患者さんには
午前、午後と2回治療すると話されていました。
私の師匠もこれだけ気が流れているから一日2回の治療はする事ができると話しています。
東洋医学では「気」と「血」は一緒にめぐていると考えているのですが、
西洋医学では心臓から全身への血流のことを考えているので、なんと!!
1周30秒から1分程度で心臓から送り出された血液は戻ってくるそうです。
ちなみに、血管の総延長は地球2周半程度の10万キロもあるので、すごい速さですよね
どんなに疲れていても、これらの速さが遅くなる、ということはないのですが、
巡らせるのに、やっぱり疲れがたまっている状態と、元気!という日では巡らせるのに余裕ができるので
違いがでるかしら、とは思っています。