サザエさん症候群、なんて言われていましたが、日曜の夕方くらいから
何だか憂鬱になったり、なんとなく胸がそわそわしたり、眠りが浅くなったり・・・
なんてこと、一度は経験している方が多いのでは、と思います。
「明日からまた一週間が始まる…」という気持ちから、体も心も少し緊張してしまう。
そんな“日曜の夜のゆううつ”は、実は 自律神経のリズムの切り替えがうまくいっていないサイン かもしれません。
なぜ日曜の夜に不調が出やすいのか
平日は仕事や家事で交感神経(がんばる神経)が優位になりがちです。
休日にリラックスすると、副交感神経(休む神経)がようやく働きはじめます。
ところが、日曜の夜になると「また月曜日が来る」と思った瞬間に、
体が“交感神経モード”へ戻ろうとして、心拍数が上がったり、眠れなくなったりするのです。
この“自律神経のギアチェンジの瞬間”が、心身に小さなストレスを与えてしまうそうです。
これを感じるってことは、真面目でいいコトなのかもしれませんけどね。
東洋医学的自律神経リセット習慣
私は一人で仕事を始めてからは月曜の憂鬱ってのがなくなりまして・・
人間関係ってのは、やはり大きいのかもしれませんね。
でも、これらのことは、特に意識なくやっています。
耳ツボマッサージ(神門・安眠)
耳を軽くつまみ、円を描くように優しくほぐします。
また、手にある神門(しんもん)はストレスを鎮めるツボ、安眠(あんみん)は名前の通り眠りのサポートにも〇ですよ。

前にもブログでご紹介しましたが、耳のマッサージは運転中の信号待ちでよくしております。
せっかちなのでね、何か時間があるとしたくなる・・笑
足湯で“気”を下げる
38〜40℃くらいのお湯に10分くらい浸かります。
足先から温めることで、上半身のこわばりがゆるみ、自律神経が落ち着きます。
また、体温が下がることでコトンと眠れるので、眠る前には体温を上げておくと入眠がスムーズになるそうです。
ゆっくり呼吸を5回吸う
息4秒・吐く息8秒のリズムで。
吐く息を長くすることで、副交感神経が優位になり、心拍も穏やかになることが期待できます。
自律神経は私たちの意思とは別で動いているので、なかなか調整ができませんが、呼吸は調整できますのでね。
アロマの力を借りる
ラベンダー、柚子、ベルガモットなど“心をほぐす香り”を寝室に炊いてみるとホッとできるかもしれません。
嗅覚は脳に直接働きかけ、緊張をやさしくほどいてくれますよ。
日曜の夜はまだ「お休み」ですからね、ちゃんと休まないともったいないです。
自律神経のリセットを意識することで、月曜日の朝が気持ちもからだもぐっと楽になります。
1週間を元気に過ごすために、日曜の夜こそ「ゆるめる時間」を作ってあげるのもよいのではないでしょうか。