寒くなってくると風邪やインフルエンザ、ここ数年仲間入りしたコロナが流行る季節です。
・空気が乾燥するとウイルスの働きが活発になるから
・乾燥によってのどの粘膜が乾燥してしまい、ウイルスや細菌が侵入しやすいから
ということが原因のようです。
だから、加湿大切なんですね~。
他にも寒いということが原因で風邪をひきやすくなるようです。
とはいえ、寒さだけで風邪をひくことはないそうですが、
寒さで血管が収縮して繊毛運動が弱くなって、乾燥し粘液が乾くことで防衛力が低下してしまい、風邪をひきやすくなることはあるそうです。
外気の乾燥で粘膜が乾き、寒さで粘液が乾いてしまう・・気を付けないといけませんね。
東洋医学の観点からみると、寒いと気や血は寒さに対応しようとからだを温めることで消耗します。
気には
・宗気・・呼吸や心臓の拍動に使われる気
・営気・・血を生成して、全身に栄養を補給する気
・衛気・・血管の外をめぐって、外部からの有害な侵入を防御したり、発汗排尿を調整する気
・臓腑の気・・五臓に働く気
・経絡の気・・経絡に働く気
と5種類に分類されるのですが、風邪の場合には「衛気」の働きが重要になります。
寒いところにずーっといることで気血を消耗してしまって、衛気が消耗してしまうと防衛機能が低下してしまい
風邪をひきやすくなるんです。
冷えを感じたら暖かくすること、
首の後ろを温めること
よく眠ること
これだけでも風邪をひきにくくできると思いますよ。
どうせ有休を使うなら、楽しい予定で♪たまに風邪をひくのは仕方がないですが、できたら健康で過ごしたいですね。