嫌なことがあって、考えなくてはいけないけれど、考えるのがつらい、とか
考えても仕方がないことだけど、考えてしまう、
考えるとつらいから、解決していないけれどもう蓋をしてしまおう、
なんてことありませんか?
「気にしない」と「気にしていないフリ」は、内面の状態がまったく違います。
見た目は似ていても、心の中では真逆の動きが起きてしまうようです。
【気にしない】ってどういう状態?
本当に心に影響を与えていない状態
・自分の中で受け止めて、納得したり手放したりできている
・相手や状況に振り回されない「しなやかさ」がある
・感情が動いても、自分の軸に戻るのが早い
「そういう意見もあるよね」「まあ、私には関係ないかな」と自然に流せる感じが本当に気にしていない状態
【気にしていないフリ】はどういう状態?
実は気になっているけれど、外に出さないようにしている状態
無理に我慢している、飲み込んでいる
・「気にしてると思われたくない」という防衛反応
・表面上は平気でも、心の奥ではザワザワ・モヤモヤしている
「そんなのどうでもいいし」と言ったり、思いながら、あとで思い出してイライラしたり、夢に出てくることも・・
気にしていないフリを続けていると、
抑圧・緊張などの心の状態が続いてしまい、自律神経が乱れて不眠や肩こり、疲れが抜けにくい
なんて症状が出てきてしまうかも・・?!
「気にしない」とはいかなくとも、近づくにはどうしたらいいのか・・?
・感情を感じてもOKにする(感じても流してしまえばいいわけで・・練習が必要ですけども)
・本音を紙に書き出してみる(紙に書きだすことって、とても整理整頓ができるはずです)
・信頼できる人に話す・聞いてもらう(人に話すってすっきりすることありませんか?)
・自分の軸を見つける(他人の評価より自分の価値観を)
「気にしない人」になる必要はないと思っています。
でも、それで不調をきたしてしまうなら・・対策が必要なのかもな、そして感情はからだの健康に結構影響力が強いよね、
と感じております。