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妊活にビタミンDがよいというのはご存知の方が多いと思います。

2019年のイギリスでの研究で着床率、妊娠率、出生率の上昇、流産率の低下がビタミンDの体内濃度と関係するというデータがあります。

今では妊活のサプリとしてビタミンⅮを処方する先生も多くいらっしゃると思います。

 

 

 

ただ、妊活だけでこんなにいいビタミンⅮって、ほかにもいいことあると思いませんか??

・骨の成長を促進する

・血中カルシウム濃度を調整する

などが私たちが学生時代に勉強した働きですが、

今では

・ウイルス・最近感染の予防として免疫アップ

などにも関与していることがわかりました。

 

 

 

 

 

さらに、とても多く患者さんがいらっしゃる乳がんの罹患率、死亡率のリスク低下にも関係することがわかりました。

ビタミンⅮ濃度が高いほどに乳がんの進行や死亡リスクが低くなるというデータがあります。

どうやら細胞の異常な増殖を抑制していることがわかったんです。

 

 

 

 

 

では、ビタミンⅮって何に含まれているんでしょうか?

食品では

・きくらげ

・まいたけ

・いわし

・かつお

・鮭

・卵黄

などなどがありますが、ビタミンの中でもかなり特徴的なのがビタミンⅮで日光を浴びることで体内で作られるんです。

紫外線を浴びることで生成されるので、15分~30分くらいの日光浴が理想です。

お顔に紫外線はちょっと、、、というなら手のひらでもいいですし、足や背中でもいいです。

冬の間はどうしても皮膚の露出が少なくなってしまいますので、積極的に日光を浴びるようにするのも〇です。

 

 

 

 

 

ただ、よいからと言って摂り過ぎるのは、ビタミンⅮは脂溶性なので過剰症があります。

・高カルシウム血症

・腎障害

などもあります。

頭痛やめまい、吐き気、下痢などが摂り始めてから起こったら量を見直してみてくださいね。

 

一日の目安の摂取量は30歳から49歳で男女ともに8.5㎍。

上限が100㎍です。食品だけでなく、日光浴でも生成されるので、サプリメントなどなら含有量はチェックしてみてくださいね。

ってどれくらい食べたらいいのでしょうか??

上記の食品で100gあたり、

鮭・・39.0㎍(焼いたもの)

きくらげ(乾燥)・・85.0㎍

きくらげ(ゆで)・・8.8㎍

まいたけ・・4.9㎍

卵・・1個あたり2.2㎍

 

バランスのいい食事ってやっぱり大切ですね~。

風邪の予防にも、健康維持にもビタミンⅮも少しだけ意識してみましょうかね。