食事って大切。
それは中身も量もだと考えています。
お花に水をあげすぎても、あげなさすぎても枯れてしまうように、
私たちの体もいい塩梅の量ってあります。
腹八分目だと、隙間があるので消化器動きやすいんですよね、わかっちゃいるけど…難しい
何だか体重が増えやすい冬、これには理由があります。
冷えると甘いものが欲しくなる、と考えられているんです。
冷えると甘いものが欲しくなる理由
体温維持のために「エネルギー=糖」を欲する(生理学的)
体が冷えると、熱を作るためにエネルギーを急いで必要とします。
すると脳が 手っ取り早く血糖値を上げる甘いもの を求めるようになります。
○冷える → 体温を上げる必要
○体は「すぐ使える燃料(糖)」を欲しがる
○結果、チョコ・パン・スイーツに手が伸びやすい
特に冷えて交感神経が優位になると、血糖調節のバランスが乱れやすく、甘いもの欲が強くなってしまうそうです。
冷えによるストレスで「副腎疲労」
体が冷えて負担がかかるのは身体的ストレスになります。
そのストレス対応にアドレナリンやコルチゾールが使われますが、使いすぎると “疲れた副腎を助けるために糖分を求める” ようになります。
○寒い
○体ががんばる(ストレス)
○ホルモンを作るエネルギーが必要
○手っ取り早くエネルギー変換できる甘いものが欲しくなる
冬や冷え体質の人ほど、夕方〜夜に甘いものが欲しくなるのはこれが大きいそうです。
脾(消化)を冷えが弱らせ「甘いもので補いたくなる」
東洋医学では、
冷え → 脾(消化吸収)を弱らせる → 気が十分つくられない → 体が“甘味”で補おうとする
という流れです。
脾は「甘味」を好むと言われますが、これは
○ほんのり甘いもの(芋、かぼちゃ、米)で補うのが本来
○冷えて弱った脾は精製された砂糖を欲しがる(依存しやすい)
という特徴に変わってくるんですね。
冷えで血流が悪くなると脳が“疲れ”と勘違いして糖欲アップ
冷えて血流が悪くなると脳への酸素供給が低下します。
すると脳が「疲れた…エネルギーが足りない」と判断して、甘いものを欲することがあります。
特にこんな人は冷えると甘いもの欲が強くなる
○夕方に甘いものが止まらない
○月経前に冷えて甘いものを欲する欲が強くなる
○手足が冷えてむくむ
○食後の眠気がある(血糖乱高下タイプ)
○寒い日に菓子パンがやめられない
当てはまる人、わりと多いように感じます。
甘いもの欲を落ち着ける「冷え対策」
お腹(へそ〜みぞおち)の冷えを取る
脾胃=消化の中心が温まると、甘いものが欲しくなるのが自然に弱まる。
→ 湯たんぽやカイロ、腹巻きがおすすめです
朝に温かい汁物をとる
冷え体質の人は朝の「温活」が一番効きます。
→ みそ汁、しょうが湯、根菜スープなど。
精製砂糖は“余計に冷やす”ので悪循環に
砂糖は一時的に血糖を上げる一方、血流を悪くして冷えを強めるので欲求ループになってしまいます。どこかで断ち切る事が大切!
太もも・お尻を冷やさない
大きな筋肉が冷えると代謝が落ちて糖欲が強くなってしまいます。
冷えは万病の元、といいますが、美容の大敵でもあったのですね!
クリスマスやお正月は楽しく過ごし、食べすぎたら翌日から3日くらいちょっとセーブしてコントロールしたら良いと思います。