ホルモンのバランスの影響で眠れない周期があるって相談、結構あるんです。
生理前って方が多いのですが、これ、東洋医学的に「血虚(けっきょ)」が原因って事がよくあります。
夢ばかり見る・すぐ目が覚める理由
「最近、眠りが浅い」
「夢ばかり見て疲れが取れない」
「夜中に何度も目が覚める」
血虚とは「血が足りない状態」
東洋医学でいう「血(けつ)」は、単に血液の量だけではなく
〇体や脳に栄養を与える
〇心を落ち着かせる
〇睡眠を深くする
という役割があるんです。
血が十分にあると、心も体も落ち着き、ぐっすり眠れる状態になります。
しかし血が不足すると、
体や脳に栄養が行き届きにくくなり、
睡眠にも影響が出てきます。
血虚になると起こりやすい睡眠トラブル、血虚の状態になると、次のような眠りの特徴が出てきます。
・眠りの質が悪い
・熟睡できない
・夢ばかり見る
・すぐ目が覚める
・なかなか寝つけない
これは、血が不足して心や脳が休まりにくくなるためです。
東洋医学では「血は心を養う」と考えます。
血が十分にあると心が安定し、深く眠ることができますが、
血が不足すると心が落ち着かず眠りが浅くなりやすいのです。
生理前に不眠が起こりやすい理由
生理前に眠りにくくなる方はとても多いです。
女性の体は毎月
生理前
↓
生理で血を消耗する
というサイクルを繰り返しています。
もともと血が不足気味の方は、
生理前になるとさらに血が足りなくなり
〇眠りが浅くなる
〇夢が増える
〇夜中に目が覚める
〇寝つきが悪くなる
といった症状が出やすくなります。
「生理前だけ眠れない」という方は、血が不足しているサインかもしれません。
不眠以外にも、次のような症状がある方は血虚の可能性があります。
・顔色が白っぽい
・目が疲れやすい
・めまいがある
・髪がパサつく
・爪が割れやすい
・生理の量が少ない
すべて当てはまらなくとも、少しでも当てはまれば可能性はあります。
女性はもともと血を消耗しやすい体質なので、知らないうちに血虚になっている方も少なくありません。
鍼灸では
〇血を補うツボを使う
〇血流を整える
〇自律神経を整える
ことで、体が休める深い睡眠に近づけていきます。
眠れない原因が
「ストレス」や「年齢」だけとは限りません。
体のバランスを整えることで、自然と眠れる体に戻っていく方も多いです。
眠りは体からのサイン生理前の不眠や、夢ばかり見て疲れが取れない眠りは、
体からの「少し休ませてください」というサインかもしれません。
眠りにくさを我慢せず、体の状態を整えてあげることが大切です。