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寒暖差の大きい時期に風邪をひかないコツ

薬剤師さんの方がおっしゃっていたのですが、風邪での処方が増えてきたそうですよ。

寒暖差の大きい時期(季節の変わり目)は、風邪をひきやすい時期ですよね。

これは、体が「気温の変化に対応しきれず」自律神経や免疫が乱れやすくなるためです。

 

 

 

 

【西洋医学的なコツ】

体温調節をしやすい服装を

朝晩と昼で10℃以上差がある日もあります。

朝出た時の恰好と出ている時では同じ服装では難しいことも。

カーディガンやストールなど「脱ぎ着できる服装」で調整をすると汗をかいて冷えてしまうなんてことが防げます。

首・お腹・足首を冷やさないのがポイント(「三首」を守る)です。

 

 

 

 

睡眠と食事で免疫維持

健康の基本ですが、寝不足や不規則な食事は免疫を落とします

ビタミンC(果物)、タンパク質(卵・魚・豆腐)を意識して摂取することも大切ですね。

 

 

 

 

うがい・手洗い・加湿

コロナが流行った時にさんざん聞きましたが・・これまた基本。

寒暖差のある時期は空気も乾燥しやすく、のどの粘膜防御力が下がります。

加湿器や濡れタオルを部屋に置くのも◎。

 

 

 

軽い運動で血流アップ

ウォーキングやストレッチで血の巡りを良くし、自律神経の安定を助けます。

ウイルスにも対応できる強いからだは運動も大切ですね。

 

 

 

 

 

【東洋医学的なコツ】

「気(エネルギー)」を消耗しない

寒暖差で体が「外の気候に適応しよう」として気をたくさん使います。

睡眠・食事を整えて「気の貯金」を減らさないことが大切です。

眠る、休む、ほどほどの食事です。

 

 

 

首・背中を冷やさない

風邪のひき始めに温めるのも効果ありです。

「風邪(ふうじゃ)」は首すじから入るとされます。

外出時はスカーフやタートルネックでガードしたり、あれ?と思ったら首の後ろを温めてみてくださいね。

温めてたくさん眠ると翌日すっきりも期待できます。

 

 

 

 

胃腸を整える

胃腸は「気血」をつくる要。冷たい飲食は控え、温かい汁物を頂くこと。

生姜・ねぎ・シナモン(桂皮)など体を温める食材が◎。ですが、多すぎると消化器に負担がかかるので注意です。

 

 

 

 

ストレスをためない

気の流れが滞ると、免疫も下がります。

深呼吸や軽い運動で「気の流れ」をスムーズにしましょう。

 

 

 

 

「体温の上下に振り回されない体」をつくるのがポイントです。

着るもので外側を守り、食事と睡眠で内側を支える。

そしてストレスを減らして“気”を巡らせる。

風邪だけでなく、健康維持にもとても大切ですよ。