朝は寒いのに、お昼になると過ごしやすいとてもいい時期ではあるのですが・・
自律神経の乱れからかこんな症状があって、、という相談をよく受けるこの頃です。
私もやたらと眠い毎日、とてもとてもよく眠っております。笑
【朝】“陽気を起こす”時間帯
東洋医学では、朝は「陽気(ようき:体を温め動かすエネルギー)」が動き出す時間です。
この陽気をうまく立ち上げることが、寒暖差に負けない体づくりの第一歩となります。
〇朝日を浴びて深呼吸することで、 自律神経の切り替えがスムーズになり、気の巡りが整う。
〇温かい朝食をとることことで、消化器を温め、「衛気(免疫の気)」を養ってくれます。 生姜入りの味噌汁や白湯などで胃腸を温めるのがおススメ。
〇首と背中を冷やさない服装で外出すること。朝の冷え込みは“風邪”の入り口。軽く肩甲骨を動かすストレッチも◎。
【昼】“気血をめぐらせる”時間帯
日中は陽気が最も盛んになります。この時間に動くことで「気血の巡り」が良くなり、冷えにも強くなります。
〇軽い運動や散歩で血流促進日中に動いておくと夜の眠りの質が上がります。よく眠るって大切。
〇昼食はバランスよく、冷たいものを避ける。胃腸を冷やすと免疫が落ちます。スープや温野菜をプラスするといいですね。
〇こまめな水分補給を・・汗や呼吸で失われる水分を補い、粘膜を潤してウイルス侵入を防ぎます。
【夜】“気を養い、陰を蓄える”時間帯
夜は体を休ませて「陰(休息・回復のエネルギー)」を満たす時間。
この回復がうまくいくと、翌朝にしっかり陽気を立ち上げられます。
〇ぬるめの湯で首までゆっくり温、体表の寒気を追い出し、眠りの準備をします。
〇23時前後には就寝肝と腎が回復する時間帯。夜更かしは免疫低下の原因になってしまうので避けましょう。
〇寝る前に温かいお茶(生姜湯・ハーブティーなど)を頂くことで、胃を冷やさず、呼吸を穏やかにして眠りを深くいざないます。
目新しいことは何もないのですが、
朝は陽を起こし、昼は気血をめぐらせ、夜は陰を養う。
これを意識するだけで、寒暖差にもブレない“からだになりますね。
100点でできなくとも、できる範囲でやってみましょうかね。