東洋医学では「五情」といって、各臓器と感情の関係があることは何度もブログに書いてきました。
怒り = 肝
喜び = 心
悲しむ= 肺
思う(悩む)= 脾
恐れる・驚く= 腎
これらの感情は過ぎると、それぞれの臓器に影響を与えるということなので、
喜びすぎ、浮かれすぎも続くと負担になるんです。(ビックリ)
そして、思い悩むのが大きいというよりも、長く続くと臓器に影響するんです。
この感情がそのまますぐに影響するわけではないと感じますが、もともと虚弱な臓器だと影響を受けやすく感じると思います。
西洋医学でも似た考えがあり、臓器が変わりますが、
ストレスは乳房
怒りは子宮
うつは脾胃
不満は腸
緊張は首肩の凝り
と考えるものもあります。
臓器が違うのは、直接影響を受けて、症状が出るところ、とここでは捉えているのかな、と思うんです。
ストレスは悲しみと捉えると、肺が影響するので、肺に近い乳房に症状がでる、(乳がんって肺に転移しやすいですものね)
怒りは子宮とありますが、怒りは肝臓、肝は血を主ると東洋医学では考えるので、症状が子宮に出る、
思い悩む、うつは脾胃は同じですね。
東洋医学と西洋医学、診ているものは同じなので、考えが似るのは当然です。
結果を診て判断するのが西洋医学、なぜそうなってしまったのかを考えるのが東洋医学ともいえるかもしれません。
いずれにしても、感情のコントロールって健康維持にはとてもとても大切なんです。
癒し・推し、自分に合う発散方法、コントロール方法が必要な現代ですね~。