これから、梅雨に入ると、気温が真夏ほど高くなるわけではないのですが、湿度が高くなるので暑く感じて
・冷飲食
・薄着
としたくなります。
先日のブログでもまだちょっと上着も持ってきてね、なんてお伝えしましたが、
東洋医学観点からのお話です。
私が書いたもので恐縮なんですが(画伯)
東洋医学では、陰と陽がバランスをもって体内にも存在していると考えています。

陰と陽が同量入っているのが一番いい状態、
バランスが乱れている4パターンを図に書いてみました。(だから・・下手にもほどが・・)
梅雨時期、夏になって、室内は適温なのに外が湿度が高い、もしくは温度が高い、となり
薄着、冷たいものの飲食が増えると
・陽気が減る
もしくは、
・陰気が増える
ことになりやすいです。
で、冷えてしまいます。
もともとちょっと暑がりの方は真ん中の図のように
・陽気が盛んな「陽盛」
・陰気が少ない「陰虚」
のどちらかのことが多いです。
これね、体質も大きく影響していると思います。
陽盛の方が冷たいものを摂ったり、薄着をして少し冷えても陽気が減っていきバランスが取れるのでまだいいのです。
陰虚の方が陽の気を下げてしまうと、陰も陽も減ってしまうので、「気」が完全に不足してしまい、
・だるい
・疲れやすい
ってことがとっても起きやすくなります。
女性は暑がりの方でも「陽盛」って方はあまりいらっしゃいません。
男性は陽、女性は陰、に分けられるので女性の陽盛の体質の方はとても少ないように感じています。
ってことは・・
この梅雨時期だるいわぁ、の時に冷やしてしまうとよりだるい、というのがわかりますよね。
暑いからついつい、なんですが、できるだけ温かいものを頂き、冷やさない服装を心がけるといいと思います。