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東洋医学的、秋・冬の過ごし方

最初に・・東洋医学的にはもう秋ではありません。

秋が終わって、今は10月21日からの18日間を土用期間(季節と季節の間のを経て、冬にはいろうか、という時期)で

11月7日が立冬になります。あら、もうすぐですね。

いよいよ寒くなり始めます。

 

 

 

秋というのは万物が成熟して、実を結ぶ時期、収穫期になります。

そして、結んだ実を収穫したら次の春に向けて生命のエネルギー(気)を貯めるようにしないといけない。

と考えられています。

確かに、少し前まで見たカエルなども、きっと今は冬眠して気を補っているんですよね。

 

 

 

 

では、何をしたらいいのか、寒いからといっていきなり暖房をガンガン入れて暖かくするのではなく

徐々に暖かくして寒さにもなれるようにし、心は平穏に保てるように、

そして夏の間、汗で消耗してしまった水分を食事で補うことも大切です。

 

 

 

 

古典には、冬の季節は早く寝て、遅く起きるのがいい、と書いてあります。

陽が短くなって活動時間が本来短くなるのが動物なので、私たちもそうあるべきということです。

冬はからだを休めて、春からの芽吹きの時期に備えて「気」を蓄えておくことが大切です。

たくさん眠る事、冷やさないこと、胃腸を休めてあげること、

これで冬も春もいつもと違う元気さが得られるはずです。