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東洋医学的更年期の抜け毛

題名を読んでみて・・中国語みたいになっていますね。

まあ、いいんですが。

 

 

 

更年期になると、色々な症状が起こることがありますが、昨日もお伝えした「抜け毛」は東洋医学的になんで起こるのでしょうか。

ひとつは陰陽論のお話です。

自然界のものは陰陽に分けられるという考えがあって、

太陽があるから月が存在して、どちらかだけでは存在できないですよね。

そんなものがたくさんあります。

太陽が陽で月が陰

男性が陽で女性が陰

上が陽で下が陰

 

この考えからいくと、女性ホルモンが低下し、陰の力が低下してしまいます。

東洋医学でいう陰虚の状態です。

左下の虚熱証の感じです。

女性にもある男性ホルモンの量が増えるわけではないのですが、相対的に今までよりは増えてしまいます。

それによって男性ホルモンの影響を受けやすくなって、抜け毛の症状が出やすくなると考えます。

 

 

 

 

ほとんどの方はこの更年期の移行期があるのですが、症状が全員にでるわけではありません。

やっぱり弱いところに出やすいように感じています。

先日もお伝えした通り、過労しすぎないように注意をしたり、上手にからだのメンテナンスをしている方は

更年期障害というものになりにくいと感じます。

更年期障害になったのは不注意という意味ではなくて、女性って忙しすぎると思っています。

家事・育児・仕事・介護すべてこなしている方もいらっしゃるんですよ!!

そして、多くの方が当たり前と、あまり手を抜いていない方が多いと思います。

私は抜いている、と思っている方ですら、身体を診たら全然抜けてないのよ、と思うんです。

こういうことって、上手な方、得意でない方がいらっしゃるのでね、ムズカシイんですけどね。

疲れたら休む、ということは何に対してもとても大切なことだと感じます。