私、たまに無性にゴマやナッツが食べたい!!と思うことがあります。
冷蔵庫にゴマは常備してあるので、たまにスプーン1杯、ゴマを食べます。(聞いてない)
何かを好んで食べたくなる時、これはからだに変化が起こっている事もあります。
東洋医学で五味という考えがあり、
辛・苦・甘・醎(かん)・酸
という味によっての働きがあると考えます。
からだは気血水の量が過不足なく、巡りがいい状態ってのが健康と考え、この味によって調えてくれると考えるんです。
辛(からい)・・気・血のめぐりをよくしてくれる
苦(にがい)・・余分な熱や水分を取り除いてくれる
甘(あまい)・・血を補ったり、筋肉の緊張を緩めてくれる
醎(しおからい)・・便秘など固まってしまったものを緩めてくれる
酸(すっぱい)・・筋肉や内臓を引き締める作用がある
ということから、
辛いものを欲する時には、からだの巡りが悪くて運動不足や生理前の時など
苦いものが欲しくなる時には、鉄分が不足してしまっていたり
甘いものが欲しくなる時には、ちょっと頑張りすぎのエネルギー不足だったり
塩辛いものが欲しくなる時には、運動の後など汗をたくさんかいて塩分が不足していたり
酸っぱいものが欲しくなる時には、ミネラル不足
だったりすることがあります。
ゴマやナッツもミネラルの一種であるマグネシウムの不足で・・と考えます。
女性だったら、ホルモンのバランスでからだが欲するものが変化するってよくありますよね。
食べたいものって今の体の状態を教えてくれているのかも。
自分のからだのクセを知って、何をしてあげるとからだは嬉しいのかを観察してあげると
健康の維持が楽になりますよ。