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生理前にちょっと出血してから本格的に生理が始まるんです、
という方、意外に多くいらっしゃいます。
まず、第一選択肢は病院で異常がないかチェックしてもらうこと。(多分血液を抜いてのホルモン検査と内診かな、と思います)
異常がない時、生殖器の機能がすこし低下しているサインかもしれません。
少し前ですが、黄体機能不全について書いた時、生理についてのしくみも書いているので よかったらこちらも参考にしてみてください。
黄体機能不全を分かりやすく①
黄体機能不全を分かりやすく②
黄体機能不全を分かりやすく③
卵胞期に脳から指令が出て卵胞の発育が促され、発育した卵胞から卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌されます。
その卵胞ホルモン(エストロゲン)の作用として内膜を厚くしてくれる作用があり、
妊娠に向かって働いていくんです。
排卵後、卵胞壁に残った顆粒膜細胞とぎょう膜細胞が残り黄体化したものから「プロゲステロン」が分泌され、着床に備えてくれます。
このプロゲステロンの働きがイマイチだと、高温期が短くなったり、不正出血(本当の出血の前に出てしまう感じ?)の症状がでてきます。
病院だったらプロゲステロンのホルモンを補ったり、ピルで全体のホルモン量を調整したりして治療することもできるんですが、
他は何も問題がなくて、ちょっと不正出血だけでお薬は・・という時、
気を付けたいのが自律神経バランスです。
脳の視床下部というころでホルモンの司令塔が働いているんですが、自律神経の司令塔も同じ視床下部。
そう、どちらかに負担がかかりすぎると、どちらかの働きも一緒に低下してしまうんです。
ホルモンが頑張りすぎれば、イライラしてしまったり(生理前のあれです!)
ストレス過多で自律神経ががんばりすぎれば、生理が乱れたり、不正出血が起こったりするんです。
思い当たる節ありまくりですよね??笑
不正出血が続いている時には自律神経をオフしてあげること、大切です。
何をしたらいいか、よくご存じかと思いますが、また明日触れていきますね。