夕方18時くらいにどうしても眠くて・・ここで寝てしまったら夜眠れなくなる、
と我慢して眠気を我慢すると眠る時間に「あの眠気をもう一度!」なんて思うことありませんか?
眠気を我慢しすぎると、かえって眠れなくなるというのは本当で科学的にも証明ができるようです。
東洋医学的な見方
東洋医学では「眠り」は心(しん)と肝(かん)のバランス、そして陰陽の転化に深く関係しています。
・日中=陽の時間、夜=陰の時間。
・陰が優勢になってくる夕方〜夜にかけて、自然に眠気が出てくるのが理想です。
・眠気を我慢して「陽」を過剰に使い続けると、陰(休息や睡眠のエネルギー)が不足し、夜になっても体が興奮したまま眠れなくなります。
→眠気が来たタイミングは「陰」に切り替わる重要なサイン。それを無視すると体のリズムが乱れ、眠れない原因に。
西洋医学的な見方
眠気を感じた時、体内では「メラトニン(睡眠ホルモン)」が増えてきて眠りの準備をしています。
でも、眠気を我慢してスマホを見たり、仕事を続けたりすると
・交感神経が優位(=興奮モード)になり
・メラトニンの分泌が減ってしまい
結果的に「眠れない体」になります。
特に寝る前の強い光(スマホ・PC)は、脳を昼と勘違いさせ、眠気を吹き飛ばしてしまうんです。
じゃ、どうしたらいいのか
眠気を活かすためにできること
眠気が来たら、すぐベッドへ
一番難しいですが、これが一番。「自然な眠気」は一時的。逃すと2時間くらい来ないことも。
夜は照明を暗く&静かに
陰を高めて、陽を鎮める環境づくり。
湯船に浸かる
一時的に体温を上げ、その後下がるタイミングで眠気が深まります。
夕方に眠くなってしまうのは、過労のサインともいえると思います。
帰宅後はすぐにお風呂に入って、いつでも眠れるようにしておく、これとてもおススメです。
帰ってすぐにお風呂に入ったら、簡単に食事をして、片付けをしたり色々していたらこんな時間となる気がします。
いつもより早く眠れたら翌日は夕方に眠くなるなんてないのかもしれません。
眠気は「体が休みたがっているサイン」です。
それを大切にできると、眠りの質も自然と良くなりますよ。