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睡眠の質を上げるツボ

寒くなって睡眠は長く取れると〇です。

なぜなら、私たちも自然界の生きもので、自然と共に生きるのがからだには合っています。

月の時間が長くなって、太陽の時間が短くなれば動物たちは冬眠したり、陽が沈んだら活動をやめたりするように

私たちも少し睡眠時間を長くすることで寒い冬のを上手に乗り越えることができるんです。

もっといえば、この冬を上手に過ごすことで、次の季節の春に向けて「気」を補っておくことで

春の陽気が強くなった時にからだが対応できて、楽に過ごせることもあります。

 

 

 

 

 

“眠れない夜”は体のスイッチをオフに

「疲れているのに眠れない」「夜中に何度も目が覚める」

そんな夜が続くと、翌朝の目覚めもどんよりしてしまいますよね。

東洋医学では、眠りの深さ=気と血の巡り、そして心の落ち着きに関係していると考えます。

そこで、これらのツボにお灸をしたり、ツボ押しをしたりするといいんですね。

 

 

【神門(しんもん)】〜心を静めるツボ〜

場所:手首の小指側、横ジワの少し内側(腱と骨の間)

効果:イライラや不安を鎮め、心を落ち着ける

「神門」はその名のとおり、“心(しん)”の門。

ストレスで交感神経が高ぶっているときにこのツボを押すと、

心がスッと静まり、穏やかな眠りに入りやすくなります。

 

押し方のコツ

寝る前に、反対の親指でゆっくり5秒押して離す。

これを3〜5回繰り返してみましょう。

 

 

 

 

 

【安眠(あんみん)】〜首こりと不眠に〜

場所:耳の後ろの出っ張り(乳様突起)の少し下、髪の生え際あたり

効果:緊張を緩め、首肩のこわばりからくる眠りづらさに

安眠はその名の通り、「眠りのツボ」。

首や肩のこりが強いと、血流が悪くなり眠りが浅くなります。

寝る前にこの部分を温めたり、軽くマッサージするのもおすすめです。

 

ポイント

ホットタオルで首の後ろを温めながら、指先で軽く円を描くように刺激するとなお〇!

 

 

 

 

 

【三陰交(さんいんこう)】〜自律神経を整えるツボ〜

場所:内くるぶしの頂点から指4本分上、すねの骨の後ろ側

効果:冷え、ホルモンバランス、自律神経の乱れに

女性の体調管理に欠かせない万能ツボ。

「冷えて眠れない」「考えごとで寝付けない」タイプの方に特におすすめです。

足元を温めながら三陰交を押すと、全身の血流が整い自然に眠気が訪れます。

 

押し方のコツ

足湯のあと、左右のツボをそれぞれ10秒×3回ほどゆっくり押します。

 

 

 

 

ツボ押し+呼吸でさらに効果アップ

ツボを押すときは、“息を吐くときに押す”のがポイント。

「押す=ゆるめる」という意識で、力を入れすぎずに行うのがコツです。

 

 

 

 

眠れない夜に必要なのは、「無理に寝よう」とすることではなく、

“体に眠る準備をさせてあげること”。

ツボ押しは薬を使わず、心と体を自然に整えるセルフケア。

今夜はスマホを少し早めに手放して、神門・安眠・三陰交をゆっくり押してみてくださいね。

きっと翌朝の目覚めが、少し軽く感じられるはずですよ。