腸内細菌は大切、ってよく耳にしますが、
免疫に関与していて、アレルギー物質となるものを消化してくれている、
なんてのはよく耳にします。
ヨーグルトを食べてアレルギー対策、なんてよく聞きますよね。
それだけではないんです。
気持ちの変化にも腸が関係
腸でセロトニンは90%を生成していると言われています。
なので、腸内環境が悪くなってしまうと、セロトニンなどの物質の生成が抑えられて
気持ちが塞ぎがちになることがある、とも考えられています。
また、体内のセロトニンの90~95%は腸内に存在しています。
やる気スイッチも腸が関係
ドーパミンの前駆物質も腸は生成しており、それは脳内物質のドーパミンの50%に関与すると考えられています。
これらは迷走神経を経由して脳に作用するため、「やる気スイッチ」も腸の働きは大切、ということになります。
腸の神経は自律神経で脳のコントロールなしで、腸自らが判断し動く、というのも分かっていて、
「腸脳相関」といって、双方向で情報交換をしているので、腸というのは脳と同じくらい高レベルなお仕事をしています。
言葉でも
イライラすることは腹が立つ
覚悟を決める事を腹を決める
納得することを腑に落ちる
というように、これらは胃や腸のことをさしていて、言葉にも表れているんですよね。
そんな腸を最大限に生かしてあげるには「食事」も大切です。
昔はこんなに除菌もしていませんし、農薬も使っていなかったので、普段の生活から微生物が体内に入ってきたりして
腸内環境は整いやすかったようですが、現代の生活ではきれいな環境で生活をしているのでなかなか腸内環境が整いにくい、ということになります。
現代の良さ、というのももちろんたくさんあるんですけどね。
腸内細菌にいい食事
・発酵食品(納豆・キムチ・味噌)
・食物繊維(野菜・海藻・玄米)
・ポリフェノール(緑茶・カカオ)腸内細菌を助ける抗酸化成分が配合されているため
毎日絶対、でなくても昔から日本にある発酵食品を頂いたり、お野菜をたくさん取り入れてあげるのはとてもいいことですよね。
腸内細菌が整っているとお肌にもいいと思いますよ~。