ここ1~2週間で多い症状はやっぱり「花粉症」です。
が、それに伴って、もともと、心が乱れやすい方って、この時期乱れやすい方が多い気がします。
それは、花粉症によって、呼吸が浅くなるからでは?
と思っています。
東洋医学的に考えると、呼吸が浅くなることで「気」が体内に入りにくくなるので
気=エネルギーが少なくなって、心やからだを滋養できない、と考えたり、
気が少ないと巡りも悪くなるので、うっ滞してしまい、心が落ち込みやすくなる、と考えます。
これ、西洋医学的にも説明ができるところもあるんです。
呼吸が浅くなると体で何が起きるかというと、
呼吸が浅いということは、胸の上の方だけで小さく呼吸している状態。
本来の呼吸は横隔膜が大きく動く「深い呼吸」です。
花粉症なので呼吸が浅くなることで、
〇肩や首が緊張する
〇体が力みやすくなる
という状態になります。
そうなると体は「今、危険な状態かも」
と勘違いしてしまい、交感神経(緊張モード)が強く働きます。
交感神経が優位になると、体は
〇イライラしやすい
〇不安になりやすい
〇落ち着かない
〇眠りにくい
という状態になります。
つまり呼吸が浅い → 自律神経が乱れる → 心が落ち着かない
という流れが起きてしまうのです。
自律神経は基本的には自分で調整できないところなのですが、
呼吸はできます。呼吸をゆっくり深くするだけで、
体は「安心していい」と感じ、副交感神経(リラックスモード)が働き始めます。
4秒吸って、6秒吐く呼吸。
ポイントは
吐く息を長くすることです。
それだけで心が落ち着いたり、体の緊張がゆるむ感覚があったり、頭がスッキリするってこともあります。
鍼灸治療を受けて頂いた後に、
「呼吸が深くなった」
「体が軽くなった」
と言われる方がとても多いです。
それは鍼灸が
〇自律神経を整える
〇筋肉の緊張をゆるめる
〇血流を良くする
ことが得意で、自然と深い呼吸ができる体に戻るからなのかな、と思っています。
心が乱れているときは、まず呼吸がおススメです。
無理に心を整えようとするとつい「考え方」を変えようとしてしまいます。
でも実は体から整える方が早いことも多いのでは、と思います。私たちも動物ですから。
呼吸が深くなると心は自然と落ち着いてきますよ。